野良猫の隠れ家

ガジェット系や私の興味のあることを記事にしていくブログです!

ラプソディックホリデイ 感想・レビュー

f:id:stlaycat2:20180706131250p:plain

人って「面白いってわかっている作品(未プレイ)」と「面白そうな作品」だと後者に手を伸ばしがちな気がする。でお馴染み。どうもstlaycatです。

 

今回はコンフィチュールソフトのラプソディックホリデイの感想を書いていくよ。

www.confiture-soft.com

 

 

ネタバレがありますのでご注意を!

 

 

「アルセーヌ」「斬鉄剣」などが出ているからもちろんルパン三世をモチーフにしているのだろう、きっと。私もルパン三世は好きだ。にわかだが。個人的にはルパン三世よりもモチーフとなった怪盗紳士アルセーヌ・ルパンのほうが好き。

 

それよりさ...

f:id:stlaycat2:20180706140559p:plain

P5かい?!(笑)と思ったのは私だけでしょうか。まあ怪盗紳士ってこういうイメージしかないよね。マスクして、黒マント、ハットはテンプレだよね。あっ...これ、ネタバレになるのかな...

 

 

全体的な感想

まず、作品全体の感想としては「惜しい」という感想が正直なところです。

キャラクターもそれぞれかわいいところが描けているし、ストーリーの端々に謎な部分があり、それがプレイヤーに「おっ、トゥルーがあるのか?」とさせている。

 

f:id:stlaycat2:20180706141118p:plain

実際のところ、全キャラ攻略の後に多少のストーリーが用意されているがほとんどは用語集のなかで報告書という形で補完されています。これをルートとして用意はできなかったのかと思うがそれは制作側の考えがあるのだろうと思います。

 

個人的にはトゥルーのルートも欲しかったけど、これも悪くないと思っている。あからさまな別キャラのトゥルーエンドを持ってくると攻略キャラが踏み台みたいな感じになっちゃうからね。今回の作品だと余計にそんな感じになっちゃうよね。そこは攻略キャラを尊重した感じがして個人的には良いと思いました。

 

ではなぜ「惜しい」と感じたのか。

 

それは個別√に入る導入が微妙だったかなーと個人的に感じたから。選択肢を選んだ後にトントン拍子に行き過ぎた感はありますね。この付き合うか付き合わないかみたいなこの微妙な感じのところが好きなんですよね、私。この辺でもう一つ二つ事件が欲しかったな。(あくまで個人的な願望)

 

あと言えるのはルート自体も少し短かったかな?と感じたぐらい。それと、なぜか主人公の目の色が金だったり紫だったり所々で変わっていたのは仕様なのかな?ラプソディックホリデイの中だと色が違うとかかな。けど、明らかに違うよなあとか思ったり。

 

では個別ルートの感想といこう。

 

 

個別ルートの感想

埴生院柚葉

f:id:stlaycat2:20180706141847p:plain

ルート分岐後結ばれた二人だったが、柚葉の魔法が使えなくなるという事件が発生した。それを良いきっかけだと捉え、開き直る柚葉だったがそれが本心ではないと気づいていた主人公。しかし、ふとしたきっかけで魔法が使えなくなったわけではなく魔法を使うために必要な感情が変わっただけということに気づく二人。

 

結局のところなんで変わったのかがわからなかった気がする。この辺も「惜しい」と思った理由の一つかもしれない。

 

テンプレみたいなツンデレでした。ツンデレみたいなキャラは未来永劫消えないし、いいよね。

 

ルートというかこのキャラと声優さんの声が少しあってなかったような気がしたのは気のせいかな。どっちが悪いとかじゃなくて。けどこの声優さんの「センパイ」は結構いいっすね。ルートと関係ないけどツンデレは同級生~後輩キャラばっかりだよね。

 

マハ・D・バンクロフト

f:id:stlaycat2:20180706154547p:plain

いやー。好き。(語彙力)

なんかこういう双子みたいな感じのメッチャ好き。双子じゃないけど。わかる人いる?なんかいいんだよね~。AIのほうのマハが好きやなーわし。

 

これまた関係ないけど、最近双子系のキャラクターって少ないよね。

以上。

 

 

 

 

稲石アリサ

f:id:stlaycat2:20180706154542p:plain

 盗賊一家の娘としてのアリサとオタク趣味を持つアリサ。

 

この子の第一印象を言っていい?言うよ。

f:id:stlaycat2:20180706170353p:plain

いやその恰好、盗賊というより女王様だよね!?

というね。

 

盗賊としての自分とオタク趣味を持つ自分のどちらかを選ばなければならないときに両方を取るという決心をつけるわけですが、決心早かったなーって思いましたね。もう何エピソードあってもいいかなと思いました。

 

饗庭那月

f:id:stlaycat2:20180706160808p:plain

忍者の家系で忍術を使う。

 

いやーこの子いいっすね。

 

もうかわいい。一番女の子っぽい感じがしたね。気のせいかな。

f:id:stlaycat2:20180706170540p:plain

ここの甘えた声出すのはずるいやん。半端ないって。この子のためにプレイするまであるやん。

 

今回のサッカーW杯で流行った「半端ないって」。

昔からのサッカーファンなら一度は思った「えっ今更!?」でお馴染み。

 

 

 まとめ

作品全体を見ると結構自分の好きな部類に入るのだけどいかんせんシナリオが短い感が否めなかったです。多分「かるくあかるく」というコンセプトゆえに、あまり暗いエピソードを挟むのを嫌ったのではないかと思います。その結果少し足りないなーって感じたのかもしれないです。がしかしキャラクターとかは結構好きだったから「惜しい」ってなりました。「じゃあどうすりゃええねん!」ってなるよね。ここがエロゲ(キャラゲー)の難しいところなんだよね。あまりにも萌え萌えなシナリオだと「内容がない」とか言われるし、あまりにも重いシナリオだとライト層は動きづらくなるのかなーと勝手に考えております。ここで他作品の名前出すのはいかんと思いますが、まどそふとやゆずソフトはその辺がうまくできてる気がする。内容がないって意味じゃないですよ。ライト層が動きやすいシナリオと個性の強いキャラクターがそろってますから、すごいですよね。

 

あまり内容には触れられなかったけど興味が出た方は是非!

 

 

 

今日はこんなところで!

 

ではでは!